新元号にあたって

元号の発祥地中国の国体が共産主義一党独裁政権になった今、「元号」を掲げる国は日本だけになった。 天皇のご即位の年を竹の節の如く一時代と隔することで、国民は世代意識、時代意識を持ち、時の「天皇の国民」としての自覚の下に、日 … 続きを読む

人類の岐路

2020年は人類岐路の年である。 それは人類が8000年間「仮想を現実に変えてきた時代」の終わりである。 トランプ大統領は朝令暮改、ペテン師、詐欺師、人種差別、組織無視、等々と言われ歴代の大統領中最悪の評判である。 しか … 続きを読む

日銀の変身

7月30‐31日の日銀の政策決定会合の名前は「強力な金融緩和継続の為の枠組み強化」であった。(多分黒田総裁発言の草案係の日銀キャリアーNo.1雨宮副総裁が命名したと考える) 題名を見れば誰でも「さらなる緩和強化」と読むが … 続きを読む

トランプの対外敵視政策の裏表

トランプの言動は一見暴言、朝令暮改と言われるが、実は裏には狡猾な計算がある。 本誌で述べてきたように、消費大国アメリカにとって保護貿易は輸入コスト上昇で国内物価上昇、結果企業収益増大、賃金上昇でGDP成長に寄与する。 ア … 続きを読む

習近平個人独裁イニシアティブ

全人代で2期10年の主席任期を定めている憲法の改正が決まり習近平主席の任期が撤廃された。 前回の党大会(昨年10月)習近平思想が党規約に記録されたことと相まって建国時の毛沢東同様習近平個人独裁制が確立されることになった。 … 続きを読む

21世紀の日本の運命

これは今執筆中の次期「小冊子」Vol.95の表題である。 1月9日の本誌で「南北朝鮮対話の深読み」と11日の「トランプのエルサレム首都認定宣言の深読み」で述べた通り中東とアジアの政治秩序が180度変わる。 それはアメリカ … 続きを読む

ヘリコプターマネー

生みの親はバーナンキ前FRB(米連邦準備理事会:日本の日銀と同じ中央銀行)議長である。 通貨を発行する中央銀行が直接政府の財政ファイナンスをすることを言う。 空飛ぶヘリコプターがばら撒いて地上に降ってくるマネーを使って財 … 続きを読む

元旦号

Happy New Year! 新年明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。 2016年1月1日 増田俊男 2016年1月1日より「時事直言」発行元がマスダU.S.リサーチジャパン株式会社となります … 続きを読む

「小冊子」(Vol.73)本日入稿

今回の「小冊子」(Vol.73)の原稿を読み返してみたが、自分で言うのも気が引けるが力作と言える。 夢中で書いているうちに何時もの約2倍の80ページ以上になってしまった。 マスコミ情報をベースの常識ではとても信じられない … 続きを読む