世界政治・経済曲がり角
株や不動産市場が活況を呈してきたのは一に金融緩和、二に金融緩和であった。 10月いっぱいでFRB(米連邦準備理事会)はQE3(第三次金融緩和)を終わらせ来年の適当な時期に利上げに踏み切ることになっている。 金融緩和が唯一 … 続きを読む
株や不動産市場が活況を呈してきたのは一に金融緩和、二に金融緩和であった。 10月いっぱいでFRB(米連邦準備理事会)はQE3(第三次金融緩和)を終わらせ来年の適当な時期に利上げに踏み切ることになっている。 金融緩和が唯一 … 続きを読む
私は急に忙しくなってきました。ISIS(イスラム国)の成り行きは先のCapitol Hill(8月28日)での「防衛会議」のアドバイス通りですが、実は「思わぬ事態」が起きつつあります。現地からの情報を分析すれば「世界が震 … 続きを読む
日本は2006年を経済成長のピークに、以後下降線をたどりながら、2008年アメリカのサブプライム・ローン焦げ付きを発端とした世界的Credit Crunch(信用喪失)による不況を経験し、デフレが深刻化していった。日本が … 続きを読む
現在発売中の「小冊子」(Vol.60)で、「何故FRBはNYダウ暴落を仕掛けるのか」について二つの理由を述べている。 私は、NYダウ暴落は10月末あたりと述べてきたが、今米中間選挙(11月4日)の前にするか後にするかにつ … 続きを読む
外人、特にヘッジファンドは安倍首相の所信表明を待って売りに走ることを決めていた。私も全文を読んだが、「外人に売りの理由を与えるに十分」であった。 かつての小泉首相が「経済丸投げ」した金融大臣竹中平蔵氏と同じく安倍首相が金 … 続きを読む
総務省が9月26日発表した全国消費者物価指数(CPI‐2010年=100 )は103.5で日銀による消費増税の物価押し上げ効果は2.0%だから前月比で8月の上昇率は1.1%になった。同様に5月‐6月は1.4%、6月‐7月 … 続きを読む
本日やっと「小冊子」(Vol.60)入稿が出来た。 前号(Vol.59)で大英帝国の蔵相を歴任し後に首相を二期務めビクトリア王朝の繁栄を築いたベンジャミン・ディズレーリ(1804‐1881)について述べた。 ディズレーリ … 続きを読む
世界の先進国経済は私の言う「下山の哲学の時代」(成長無き時代)に従って今後も低成長又はゼロ成長が続きデフレ化は免れない。 2008年のリーマン・ショック後FRB(連邦準備理事会=アメリカの中央銀行)主導による大規模な金融 … 続きを読む
本誌(No.928:9月5日号)「ECB(欧州中央銀行)ドラギ総裁の度重なるミステイクで」ECBの利下げとマイナス金利で銀行預金に罰金を課す政策は益々資金の活性化を阻害し銀行の不良債権化政策に他ならないと述べた。 欧州経 … 続きを読む
ECBは本年6月異常利下げ政策を発表、即実行に移した。 政策金利を0.25%から0.15%に下げ、同時に大手銀行の中央銀行の当座預金金利をマイナス01%にした。 金利をゼロ・パーセントに誘導すると同時に、民間銀行の中央銀 … 続きを読む