言った通り!

昨日の本誌で、ギリシャの国民投票でIMFと欧州債権者グループのギリシャに対する支援条件にノー(拒否)回答が決まったことについて、債権者側のギリシャ支援は、ギリシャに緊縮財政を押し付け、少しでも自力で借金の返済をさせ、足らない部分を分割で支援するものであって決してギリシャの為の支援ではないという本当のところを述べた。
そして最後に株価について、ギリシャ国民投票の結果でニッケイもNYも大きく下げたが、前回6月28日ギリシャがトロイカ(欧州連合、ユーロ圏諸国、IMF)との最終合意の為の会議をボイコットして大きく下げた時は「一日天下」と私が述べた通り翌日からリバウンドが続いたが、今回も下げた翌日ニッケイは270円上昇したが「今後大きく下げるから買いはその後だ」と述べた。
チプラス首相(ギリシャ)とIMFと欧州債権者グループとの最終交渉は今週末日曜(12日)に決まったが、「ギリシャの財政をEUに統合する方向」で結論が出る。
ギリシャ財政が破綻するか、破綻一歩手前で緊縮財政強行で浮いた資金で出来る限り自力で借金を返済しながら、不足分だけを支払い期日毎に分割で支援を受けることになるかどちらかになる。
いずれにしてもギリシャ問題の結論は来週中に出る。
どうなろうと「ギリシャ問題に結論が出ることは買い」である。
昨日に続き、ご参考まで。
ギリシャ問題に限らず市場にとって重要な事象の成り行きは適時「ここ一番!」で述べている。

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