Mr. Jim Rickards氏

Jimさんが1971年ニクソン政権以来CIA、ペンタゴン(国防総省)、NSA(国家安全保障局)のアドバイザーをしてきたことはすでに本誌で述べた通り。
安倍首相はノーベル賞受賞経済学者スティグリッツ氏、クルーグマン氏など著名な経済専門家を招き、日本がとるべき経済政策についてアドバイスを受けたが、同じ時期(3月20日から24日)Jimさんも来日していた。
上海サミットG20(2月26日)でもそうであったようにJimさんはいつも隠密行動に徹する。
上海ではLew財務長官と、又日本では主計局の関係者と密談をしている。
私は4月15日カリフォルニアのCarlsbad(サンディエゴの近く)でお会いし私のラジオ番組と4月22日(金)のインターネット・セミナー用のインタービューをした。
霞が関に、アベノミクスと黒田異次元金融緩和政策は全くの大失策であることを伝え、今後直ちに採るべき施策を与えたと言う。
来る22日の私のインターネット・セミナーを聞いていただくとわかるが、驚くべき指摘だ。
スティグリッツ氏やクルーグマン氏は、安倍首相に金融緩和政策は早番止めて財政政策、特に公共投資を増やすべき、消費税増税などとんでもないと進言したが、Jimさんも公共投資については同感だが、累積赤字がGDPの240%もある状態での財政出動には限界があるばかりかリスクがある。
従って公共投資の選別が大事であると言い、何に投資をしたらいいかを進言しておいたと言っていた。
Jimさんは金融緩和は限界にきているが、止めることはないと言う。
これは先の経済学者お二人と違う点である。
これからは緩和資金で国債を買わず金(ゴールド)を買えと言う。
潜在的破綻国債である日本の国債を金で裏付けると同時に緩和効果も期待できるから一挙両得だと言う。
私はさすがにJimさんは違うと感心した。
Carlsbadに出てくる前はIMFの春の総会でレガード専務理事にアドバイス、その前の日はCIAでISへの資金源を断つ新手をアドバイスするなど、毎日が分刻みである。
私には特別にたっぷり1時間とディナーの後のフリー時間を割いてくれた。
世界経済、日本経済、そして最も重要なことだが、「これからどうやって大儲けをするか」を丁寧に教えてくれた。
Jimさんからの日本の皆様だけに発信する「特ダネ企画」については追ってお知らせする。

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