時代の終わりに

日本は2006年を経済成長のピークに、以後下降線をたどりながら、2008年アメリカのサブプライム・ローン焦げ付きを発端とした世界的Credit Crunch(信用喪失)による不況を経験し、デフレが深刻化していった。日本が … 続きを読む

FRBのNYダウ暴落戦略

現在発売中の「小冊子」(Vol.60)で、「何故FRBはNYダウ暴落を仕掛けるのか」について二つの理由を述べている。 私は、NYダウ暴落は10月末あたりと述べてきたが、今米中間選挙(11月4日)の前にするか後にするかにつ … 続きを読む

安倍総理の所信表明演説の意味

外人、特にヘッジファンドは安倍首相の所信表明を待って売りに走ることを決めていた。私も全文を読んだが、「外人に売りの理由を与えるに十分」であった。 かつての小泉首相が「経済丸投げ」した金融大臣竹中平蔵氏と同じく安倍首相が金 … 続きを読む

「先進国はデフレから脱却できない」 ―数日中配達予定の「小冊子」(Vol.60) の第3章のサブ・タイトル。

総務省が9月26日発表した全国消費者物価指数(CPI‐2010年=100 )は103.5で日銀による消費増税の物価押し上げ効果は2.0%だから前月比で8月の上昇率は1.1%になった。同様に5月‐6月は1.4%、6月‐7月 … 続きを読む

世界の裏表

本日やっと「小冊子」(Vol.60)入稿が出来た。 前号(Vol.59)で大英帝国の蔵相を歴任し後に首相を二期務めビクトリア王朝の繁栄を築いたベンジャミン・ディズレーリ(1804‐1881)について述べた。 ディズレーリ … 続きを読む

(セプテンバー・イレブン・グランド・ゼロのNYからお送りします) 不況に向かう欧州経済

本誌(No.928:9月5日号)「ECB(欧州中央銀行)ドラギ総裁の度重なるミステイクで」ECBの利下げとマイナス金利で銀行預金に罰金を課す政策は益々資金の活性化を阻害し銀行の不良債権化政策に他ならないと述べた。 欧州経 … 続きを読む

Defense Meeting (防衛会議)

8月28日ワシントンD.C.のCapitol Hillのある会議室で開かれた防衛会議に招かれた。メディアご法度、撮影禁止の私的会合。参加者名も非公開だが数名との名刺交換は出来た。ウクライナ、イスラエル・パレスチナ国境ガザ … 続きを読む