大阪都構想

私は毎日(月―金曜)のラヂオもりおかの放送で、一週間ほど前に大阪都構想について聞かれ、「政界引退まで決意してご自分の信念を貫こうとしている橋下市長は立派だが、大阪を5つの特別区に分ける構想はいただけない」と述べ、市であれ国であれ、政体が強くなりかつ競争力を持つには「分散ではなく集中」であり、「中央集権主義」があるべき民主主義の基本だと述べた。
国体で言うなら、フランスをはじめとした欧州諸国を見れば分かる。
フランスの労働組合は強力で中央政府は太刀打ちできない。
オランド大統領自身も社会主義者である。
中央の権力を地方に分散し、高額所得者に増税し、低額所得者を手厚く救済。
結果若者の失業率は二ケタで、彼らは雨の日も風の日も年中失業保険事務所や福祉事務所に群がっている。
一方アメリカの高額所得者の税金は減り続けている。
結果アメリカは世界経済一人勝ちである。
日本の地方分権主義者はフランスから何かを学ぶべきだろう。

新情報満載、「小冊子Vol.68」の目次が決まりました:

はじめに:世界経済見通し(Outlook)
原油価格下落と世界経済:先進国、新興国、発展途上国の経済はどうなるか。(アメリカ、中国、ユーロ圏、ロシア、日本、アジア、中東、中南米、アフリカ)。アメリカ、ユーロ圏、中国を集中解説。
第一章:サウジアラビア決死の対米挑戦
第二章:ドル叩きの中露とアメリカの反撃
第三章:想定内暴落の最大犠牲国、日本
第四章:新基軸SDR(IMF特別引出権)をめぐる米中欧の葛藤
第五章:ドル・株式暴落に備える資産配分50:40:10法
第六章:変化に乗って巨万の富を得る方法(何を売り、何を買うか)
おわりに:もう一度「資本の意志」を聞いてみよう。

増田俊男の「ここ一番!」大好評配信中!
現在、増田俊男の「ここ一番!」をFAX又はe-mailにて配信しております。
【最近の配信履歴】
〇5月18日(月)No.528 『おことわり』
〇5月12日(火)No.527 『予定のコースになってきた』
〇5月11日(月)No.526 『本日の株価』
〇5月11日(月)No.525 『FBRの利上げはないかも知れないが、「暴落はある」!』

「ここ一番!」お申込みはこちら

「目からウロコのインターネット・セミナー」お申込みはこちら

先行受付中!小冊子Vol.68 お申込みはこちら
『エネルギー・マネー戦争特集』
*サウジアラビアが対米政治・経済戦争で「勝ちながら負ける」のは何故か
*マネー戦争を背後で操る中国、、新国際通貨制度と世新しい世界勢力地図。
*アメリカ救済で崩壊するアベノミクス、そして日本はリセッション突入!
*「備えあれば憂いなし」。

本体価格¥4,800〔消費税別〕
別途送料・手数料が掛かります。

Vol.68

コメントは受け付けていません。