EU(欧州連合)の終わりの始まり

もうじき皆様のお手元にお届けする「小冊子」(Vol.80)で詳しく解説しているが、近い将来EUとユーロ共通通貨体制が崩壊するのは確実。
その理由を挙げ詳しく説明している。
そもそもEUの目的は欧州各国の財政、金融、安全の統合による大ヨーロッパ連合であった。
28か国が一国単位でアメリカをはじめ世界を相手にするよりGDP、市場規模、人口においてもアメリカをはるかに凌ぐEU共同体として競合した方が有利だと言う御もっともなうたい文句でかつての自由主義陣営とソ連崩壊(1991)後独立した共産主義陣営から呼び込んだ。
2000年ユーロがEUの共通通貨として発足してから16年EU加盟国28か国中19か国が従来の自国通貨を捨てユーロに切り替えた。
ユーロ採用19か国の経済規模、生産性、競争力等経済力はドイツをトップに最低のギリシャに至るまで段階的に異なる。
異なる経済力の国々が同じ購買力の通貨を使えば弱い経済国の資産がバブル化するので一見好況になったとの錯覚に陥る。
この錯覚状態がユーロ発足の2000年から10年続いた。
ギリシャ製とドイツ製の冷蔵庫が同じユーロ価格で表示されていれば誰でもドイツ製を買うのでドイツの貿易黒字増大、ギリシャの貿易赤字増大が続いた。
2010年になるとギリシャを皮切りにスペイン、アイルランド、ポーランド等南欧で不動産バブルが崩壊し資産価値がユーロ採用時の価値にまで下がったので不況に陥り、ギリシャのデフォルト騒ぎに見られるように、赤字国債が払えなくなった。
ギリシャやその他にデフォルトされてはEU創立の化けの皮が剥がれるのでIMFの協力まで得て救済した。
EUにおいて英国はドイツに次ぐ大国でEU滞在中ドイツより高い成長を遂げてきたのでEUのメリットを最も多く享受した国である。
最早長居は無用、EUにさようならをして、今度は中国にメリットを求めようというのがBrexitの真の動機である。
EUが目指した通貨統合は弱小国をバブル化して資産を奪い、弱小国を財政破綻に追い込んで緊縮財政の圧力で財政支配、つまり弱小国の経済主権を奪い強国の利益にするのが本来の狙い。
ギリシャの財政破綻とBrexitでEUと言う名の世紀の略奪イベントの魂胆が明々白々になったのでこれでEUも幕引き。
日本企業はEUから撤退、手持ちの偽札同様のユーロを叩き売ること。
詳しくは「小冊子」(Vol.80)ご参照あれ。

先行受付中!
小冊子Vol.80お申込みはマスダU.S.リサーチジャパン株式会社FAX:03-3955-6466、またはこちら 。

健康の秘訣
Bio Support(バイオサポート)
お申込みはホームページ( www.chokugen.com )からのご注文、又は電話(TEL:03-3955-6686)での資料請求となります。

*「ここ一番!」お申込みはこちら 。

「インターネット・セミナー」お申込みはマスダU.S.リサーチジャパン株式会社FAX:03-3955-6466、またはこちら 。
インターネット・セミナー無料配信( http://movie.masuda-toshio.com/ )をご覧ください。

増田俊男のラジオ放送「逆手で勝つ」~日本復興のために~
(ラヂオもりおか76.9MHz 月~金曜日 8:18AM頃)の聞き方
ラジオ放送の聞き方には2つの方法があります。
①生放送で聞く方法
②ストリーミング放送で聞く方法
<1週間分を土曜日から翌週金曜日までのご都合の良い時に聞くことが出来ます。>
弊社ホームページ( http://www.chokugen.com/ )にある「逆手で勝つ!」のバナーから入ってご希望の聞き方をお選びください。難しい操作は一切ございません。

2016年1月1日より「時事直言」発行元がマスダU.S.リサーチジャパン株式会社となります。
今後とも宜しくお願い致します。

<インフォメーション>
マスダU.S.リサーチジャパン株式会社
FAX:03-3955-6466
メール:info@chokugen.com
銀行口座:みずほ銀行 池袋西口支店 当座 0106544 マスダユーエスリサーチジャパン(カ

「ここ一番!」お申込みはマスダU.S.リサーチジャパン株式会社FAX:03-3955-6466、またはこちら 。
現在、増田俊男の「ここ一番!」をFAX又はe-mailにて配信しております。詳しいご案内、お申込みについてはマスダU.S.リサーチジャパン株式会社Tel:03 3955-6686、HP:www.chokugen.com まで。
【最近の配信履歴】
〇7月5日(火) No.654 夏相場
〇6月27日(月) No.653 UK(英国)のEU(欧州連合)離脱で緩和促進
〇6月24日(金) No.652 またもや「外れ!」。
〇6月20日(月) No.651 イギリスのEU残留期待

コメントは受け付けていません。