政治・経済の大局

川に浮かぶ笹船が滝つぼに落ちるか、その前に風を利用して岸辺に着くか、今や正に運命の分かれ目の時である。 水の流れと風向きを知る者はエリートと呼ばれ、好況と不況が繰り返される中で常に生き残り繁栄する。 今回の「小冊子」(V … 続きを読む

ギリシャ危機の真実

かつて本誌で「ギリシャは北朝鮮並の政治国家」だと述べた。 北朝鮮がアジアの小国であるようにギリシャも欧州の小国でそのGDP(国内総生産)は欧州連合の3%にも当たらず、例えギリシャが国債デフォルト(不履行)でユーロ圏から離 … 続きを読む

増田俊男の愉快な暴言

「思いやり予算」(1978年開始)の金丸信と、普天間基地辺野古移転反対を訴えるため6月6日から訪米した翁長沖縄県知事の類似点 金丸信が防衛庁長官をしていた頃アメリカは日本のマスコミを「安保ただ乗り」などと誘導しながら日米 … 続きを読む

増田俊男の「時事達観」

私は「下山の哲学」という言葉を創った。 21世紀になり先進国の生活水準はピークに達し、モノやサービスの需給関係がやや供給過剰になり物価は上昇せず、下落気味(デフレ状態)に陥り、インフレ調整後の経済成長はゼロまたはマイナス … 続きを読む

Momentum(勢い)

「勢い」は何時までも続かない。 2013年4月4日の異次元金融緩和以来日銀は国債を買って金利をゼロに集約しながら市場に流通する資金量(マネタリーベース)の二倍に当たる270兆円の資金を市場に供給、さらに2014年10月末 … 続きを読む

超円安は暴落の兆し

2013年4月4日、黒田日銀総裁は異次元金融緩の名の下に2013年末のマネタリーベース138兆円の倍に当たる270兆円の緩和を発表。 さらに日銀はFRB(米連邦準備理事会)が第三次緩和(QE3)を止めたその日(2014年 … 続きを読む