小冊子Vol. 87 発送済み

一言で言うなら「小冊子Vol. 87で世界の裏と表が分かる」。
北朝鮮のミサイルの落下地点が日増しに日本の本土に接近している。
尖閣諸島周辺への中国戦艦・公船、軍用機の領空侵犯が毎日のように続き自衛隊機のスクランブルは900回以上。
日本を取り巻く東シナ海周辺は一触即発の危機状態である。
南シナ海では環礁7か所が埋め立てられ中国の軍事基地が建設されている。
両海のシーレーンが中国の覇権下になれば日本のエネルギー輸入が中国のコントロール下になる。
日本の軍事・経済の安全保障が中国に押さえられる。
にも関わらず日本が安閑としていられるのは「日米安保は日本の安全の要である」と信じているからである。
日米安保の真実(対日占領条約)、沖縄返還・非核三原則の有名無実を克明に小冊子Vol.87が証明している。
トランプが日本の安全を100%保証するなどと言っているのは米軍の日本撤退までのスムーズな時間稼ぎに過ぎない。
何故アメリカがアジアを中国に手渡すのかを知れば、たぶん腰を抜かすだろう。
私はワシントンDC(軍事産業最大のロビーイスト)とニューヨーク(イスラエル右派)のシンクタンクで5年来「豚は太らせて喰え」と主張してきたが、やっと理解されてきたようだ。

1951年9月8日(サンフランシスコ講和条約締結日)随行の全権委員は勿論、国会審議もなく吉田茂が単独で日米安保締結を行ったなど誰も知らされていなかった。
憲法第9条(戦争放棄・主権放棄)が期限付きだったなど全く誰も知らされていなかった。
日本の戦後70年が終わるとは、「70年間必要欠くべからざる欺瞞が終わる」ことでもある。
「知らぬが仏」の時代が終わり、今や日本は「知ることの地獄」を知ろうとしている。

これからが日本である。

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