「本物の時代」がやってきた

(又もや「小冊子」(Vol.53)の配達が遅れます)

何時も本物を見つけては世に出してこられた私の大恩人船井幸雄先生がご永眠された。株式市場も金融緩和によって作られた「偽物相場」から「本物相場」へ移ろうとしている。先週金曜日(24日)NYダウは318ドル、S&P500は38ドル、NASDAQは90ドルの中暴落となり、そして今日ニッケイは前場450円以上も下げて15,000円割れ。ドル・円相場は(私のかねてからの予想通り)102円台にまで上昇を続けている。
私が1月15、16日の両日NYでのあるNY株式市場に関する会議に出席する機会に恵まれ、私の持論、2月からNY株式市場は調整に入り、ニッケイもつられて下げる話をしたらほとんどの参加者が同意したがベストセラー作家で、ほとんどの経済関連番組で活躍しているHarry Dent氏が、「いやNYもニッケイも調整は2月を待たず起きる。だからお持ちの銘柄は今日発表される銘柄に乗り換えるべきだと思う」と言われたが24日(金)になるとNY株価は総崩れで、中暴落となった。
ところが推薦されていたA社株は当日売り一色の中で19.55%上昇した。
私は驚いて中暴落の場が終わった頃Harryさんに電話をすると「、、驚くにはあたらない。本物は相場のいかんにかかわりなく上がるものだ」と淡々とした答えだった。

本物経済とは何か、またどんな産業と業種が本物産業なのか。
実はこのことを詳しく解説する為「NYとニッケイの調整は2月を待たず起きる」と言われたので調整が起きるまで小冊子入稿を延期することにした。
24日は本物株を持っている投資家は喜び、金融緩和に誘導されて緩和メリット銘柄(金融、不動産等)や円安メリット銘柄(車等輸出関連)を買ってきた投資家にはご不幸な日になった。
「事実は小説より奇なり」だからこれでNYとニッケイの急落とA社の急騰のチャートを「小冊子」(Vol.53)に掲載出来ることになった。
「本物とは何か」を本誌で懇切丁寧に解説するつもりである。

201401-Vol.53

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