ウクライナ戦争は2022年2月24日ロシア軍がウクライナに侵攻したことから始まった。ウクライナ戦争が始まるまでにウクライナで何が起きていたかを知らねばウクライナ戦争の真実を知ることは出来ない。
今から10年前の2014年2月、ヤヌコビッチ親ロ政権が数か月間にわたる民衆の暴動で崩壊した。
打倒ヤヌコビッチのクーデターは、当時米国務次官のヌーランドと国務省傘下の民主運動支援機関、CIA工作員、ジョージ・ソロスによる民主運動資金援助などで成功したのである。政府転覆を叫んで行進をしていたデモ隊に米国務次官ヌーランドがアメリカ製クッキーを配っていた当時の映像がある。
当時のアメリカの大統領であったオバマ、副大統領であったバイデンは「親ロ政権を倒し親米政権樹立に成功した」との記録を残している。
プーチン大統領は「ヤヌコビッチ政権は米国製クーデターによって打倒された」と述べているが、それはオバマ、バイデンが口には出せないが認めていることである。
プーチンはアメリカと新たな親米政権に対する報復処置として、クリミアに軍事侵攻、平定後住民投票を行い住民の90%以上がロシア帰属を希望したことによるクリミア自治区議会のロシア帰属決議をロシア議会が承認することで2014年3月クリミアはロシアに併合された。
以後ウクライナではロシア系住民が多い東部とウクライナ政府軍との内戦が続いたが2014年のミンクス合意(ベラルーシ首都ミンクスでウクライナ、ロシア、2014年に独立宣言をしたロシア人系ドメツクとルハンスク人民共和国が参加)が締結された。その後数か月小康状態が続いたがドンパス地区での戦闘が再開、内戦続行となった。フランスとドイツの仲介で再びミンクスで停戦合意が成立したが、やがて双方が合意を無視して内戦続行となっていた。
プーチンにとってウクライナがロシアの敵のNATOに加盟することは自分の裏庭を敵に渡すも同然のことだから決して許されないことである。
その為2022年1月から2月にかけてロシア軍約20万をウクライナとの国境に集結、ウクライナにNATO加盟を断念するよう圧力をかけた。
ウクライナとの国境へロシア軍を集結したのはあくまでもウクライナに対する圧力であって軍事侵攻など考えていなかったとプーチンは証言しているし、ショイグ国防相も軍事行使の計画は全くなかったと明言している。
バイデン大統領は(ロシアがウクライナ侵攻する4日前)ホワイトハウスでの記者会見で「数日中にロシアはウクライナへ軍事侵攻する」と述べたので驚いた記者たちは、「一体何が根拠でそういうことを言うのか」と問い質したところバイデンは「CIAからの確かな情報だ」と答えた。
ロシア軍の国境終結が終わるのを待っていたかのように、ドメツク、ルハンスク人民共和国内の学校や病院などがゲリラ攻撃を受け、数十人が無差別に殺害され、道路には地雷が仕掛けられ犠牲者が増え続けた。
現地を取材したフランスのルモンドの記者は、殺戮を行ったのはウクライナ軍ではなくヤヌコビッチ打倒の際結成された民兵組織で「CIAや米国務省、ジョージ・ソロスなどがバックにいる」とのことが明らかになった。
プーチンの目の前でロシア人を無差別殺戮して見せればプーチンがどうするかCIAは知っていたのではないか。
ロシアとウクライナの戦力を見れば、戦争をする前からウクライナに勝ち目はないことが分かる。
知っておかないといけないことは、日本を除く欧米はウクライナはロシアに絶対に勝てないことをはじめから承知の上であること。
戦場に残されたタンクや装甲車、機関砲などの残骸からロシアの兵器もウクライナの兵器もすべて旧式の中古品であることが分かる。
アメリカからウクライナへ兵器が送られると言うことは対ウクライナ支援予算を軍事産業に払うことである。
すなわちウクライナ軍事支援は自国の軍事産業支援である。
欧米でウクライナ追加軍事予算が決まった今、年内停戦になったら軍事産業支援が中断される。
7月1日欧州議会の議長国になったハンガリーのオルバン首相は欧州連合とNATO加盟国唯一の親ロ派である。
オルバンは7月2日ゼレンスキー、7月5日プーチン、7月8日習近に会いウクライナ戦争停戦を説得している。
欧米はウクライナの民主主義の為などと言いながら、停戦に反対し、ウクライナ国民の悲劇を増幅すると同時に軍事産業の利益を倍増しようとしている。
和平交渉の前に即時無条件停戦を主張する欧州連合新議会議長オルバンがアメリカと欧州勢から総スカンを食らうのは当然である。
これで「ウクライナ戦争とは何か」が分かっていただけたと思う。
それにつけても、「小冊子」Vol.141を是非お読み下さい。
〇増田俊男の無料インターネットセミナーのご視聴はこちら
〇「時事直言」「無料インターネットセミナー」「増田俊男のラジオ放送」が配信されるメルマガ「まぐまぐ」へのご登録はこちら
大好評受付中!
増田俊男の小冊子Vol.141
『アメリカの宿命を知れば明日の日本と世界が分かる』
(特集!イスラエル・ハマス戦争とウクライナ戦争の真実)
*人工国家アメリカは誰のモノか
*自由の女神は何を語っているのか
*「カネがモノを言う」のは何故か
*累積債務35兆ドルのアメリカが財政破綻しない理由
*ユダヤ資本は「波に乗って巧みに泳ぐ」(増田家の家訓)
*ドルに代わる国際基軸通貨は出来るのか
*トランプとユダヤ資本の微妙な関係
*日本から陽が昇る
本体価格¥5,280-
別途送料・手数料が掛かります。
専用質問フォーム付き(増田俊男へ直接ご質問頂けます。)
※12冊、6冊の定期購読も受付中!割引価格での発売、送料サービス等の特典あり!
※お届けまでに2~4営業日ほどかかりますので予めご了承下さい。
※発送開始は7月中旬を予定しています。
但し、印刷・配送の都合により前後する可能性がありますので予めご了承ください。
詳しくは、http://www2.masuda-toshio.com/
大好評配信中!
増田俊男の「インターネット目からウロコの増田塾」
皆様からのご要望にお答えし、動画にて「株式指南」を継続的に配信!
是非、この機会にお申し込みください。
長期申込みはお得な割引きが適応されます。
配信予定内容:
〇損をさせない「早朝株式指南」
〇本日の世界政治・経済情勢の裏(真実) など
〈受講料〉
A・1か月プラン 22,000円(税込み)
B・6か月プラン 132,000円 → 110,000円(税込み)
C・12か月プラン 264,000円 → 209,000円(税込み)
※12ヶ月プラン申込者には更新時に利用可能な特典(1万円分)プレゼント!
〈配信〉不定期(1回10~15分、週3回程度)
〈視聴方法〉指定のURLから視聴用パスワードを入力し視聴。※パスワードは毎回変わります。いつでも繰り返し何度でも視聴可能。
ご視聴は、スマホ・PC・タブレットで見られます。
お申込みはこちら
★Youtube「増田俊男チャンネル」にて動画配信中!
視聴方法:Google、Yahooなどから「増田俊男チャンネル」を検索して下さい。
★<新型コロナウイルス関連情報>
マスダU.S.リサーチジャパン株式会社 オンリーワン事業部でベストセラー新型コロナウイルス防止の次亜塩素酸水(商品名:ソリューションウォーター)は只今注文殺到中!
発送には少しお時間を頂く場合もありますが出来る限り迅速にお届け致しますのでご理解のほど宜しくお願い致します。
詳しくはこちら
★オンリーワン事業部よりお知らせ!
注目必至!安心・安全な日々の生活の為に様々なものを取り揃えてみました。
・家庭用の低周波・超音波医療機器(Twin Wave)、EMSマシン(Stylift)
・エコロジー素材のタオル(OneLuck)
・パルス式超音波歯ブラシ(Reclean)
・イオン導入機(Cellgain)
・約70種類の栄養補助食品(BioSupport)
詳細・お申込みはホームページ( www.chokugen.com )からのご注文、又はFAX(03-3956-1313)での資料請求となります。
増田俊男のラジオ放送「美しい国、日本」の為に
(ラヂオもりおか76.9MHz土曜日 7:00AM)
ラジオ放送の聞き方には2つの方法があります。
1.生放送で聞く(ラヂオもりおかHPからお聞き頂けます。):https://radiomorioka.co.jp/how-to-listen-internet-radio/
2.ストリーミング放送で聞く方法:http://radiomorioka.co.jp/streaming/
<放送翌月曜日にラヂオもりおかHPへアップされますのでご都合の良い時に聞くことが出来ます。>