日本丸という船頭のいない船に乗っている乗客は先が見えない。
空の上から見下ろすと日本丸の行方に滝つぼが見える。
船上では毎日株価が上がって不労所得が入るのでドンチャン騒ぎをしているが、実はお先真っ暗なのだ。
大外堀から言えば、1971年8月15日(ニクソンショック)以来の裏付けなき無価値通貨増発によるバブル経済が終焉しかけている。
内堀から見れば、企業は本業を忘れ財テク(バクチ)と会計操作(ゴマカシ)で出した利益で株価を上げることに専念している。
この世のお偉い人が、「まじめな人」から「スマートな人」に変わった。
スマートな人は、発明、発見、リノベーション、企業構造改革など生産性向上を忘れ去り、ゼロ金利で自社株・債券買いと同業他社を買収してシェアを高めることによる旧態然の商品・サービスの値上げで一株当たりの利益を出して株価を上がる。
不正企業会計、手抜き設計・工事、排気ガス詐欺ソフト等々スマートの化けの皮が剥がれてきた。
日本国債はGDP比240%で返済不能、国民の保有現金資産1,500兆円中1,200兆円はすでに潜在的破綻国債に使用済み、残り300兆円しかないので、借金返済の為の赤字国債(毎年50兆円)が発行出来るのも2021年前半まで。
欧州丸も日本丸を追って滝つぼに向かっている。
世界の中央銀行機能を持つFRB(アメリカ)という悪質な高利貸しがいかに、まだいくらか残っている日欧の資産を奪い、さらに死人の足を引っ張ろうとしている様を如実に描くことにした。
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