イラン革命防衛隊(IRGC)がトランプのソレイマニ司令官殺害(1月3日)の報復としてイラクの米軍事基地に数十発のミサイルを撃ち込んだ正にその日(1月8日)キエフ(ウクライナ首都)行きウクライナ航空Fright572便は離陸(6:10AM)後まもなく墜落した。イラン当局は「機体の技術的欠陥が原因であって撃墜されたものではない」、さらに「もしイランのミサイルによる誤爆なら機体は爆破、空中で散乱したはずだ」と説明した。ウクライナ航空の離陸直後発射されたイラン軍の地対空迎撃ミサイル発射の映像をアメリカの監視衛星がとらえているからウクライナ航空機にイラン迎撃ミサイル部隊がミサイルを発射したことは間違いない。3日後の1月11日イランのロウハニ大統領は、イランの対米報復後IRGCのミサイル迎撃部隊が米軍からのミサイル攻撃に対して最高度の警戒態勢に入っていた時に飛行体が迎撃エリアに侵入してきた為起きた意図せぬ誤爆であったことを認め謝罪した。欧米のマスコミは一斉にイランの残忍な行為を批判し、トランプ大統領は事故から誤爆にUターンした指導者に対するイラン国民の非難デモを見て、デモ支持の声明を発表した。イランの最高指導者ハーメネイー師も謝罪と犠牲者と遺族に追悼を述べるとともにイラン政府にすべての残骸を隠すことなく、アメリカその他犠牲を出した国々の調査に全面的に協力するよう指示した。ウクライナ機が墜落する寸前の映像がいろんな情報機関から発表されているが、いずれも機内で火災が起きている映像が多く、機体が爆破され空中に散乱している映像は全くない。機体は形状を保ったまま地上の一定の箇所に激突し、地上で散乱している。通常航空機事故原因の究明には時間がかかるにも関わらずイラン当局が原因を即座に機体の欠陥と即断したのは、イラン空港管制当局がウクライナ航空機から離陸後まもなく故障の為に引き返すとの連絡を受けていたからである。IRGCの迎撃ミサイルは、迎撃ゾーンに突入して来たウクライナ航空機に向けて発射されたが「命中しなかった」のである。
ウクライナ航空機PS572のメーカーはボーイングであるが、同社は昨年12月17日、一昨年から2度も事故を起こし、400名近い犠牲者を出した737MAXの製造再開断念を発表すると同時にCEOのデニス・ミューレンバーグ氏が事故に関連して約1兆円の損害を出したことの責任をとって12月23日辞任した。
ボーイングの資本系は独占資本ロックフェラーでイスラエル右派でありトランプ最大の支持基盤。だからこそトランプは大統領就任直後ボーイング社を訪問している。737MAXに続き今度は737シリーズの大型機737-800Gまでも欠陥機となると日本をはじめ世界中の航空会社が737シリーズ使用禁止になり、ボーイングは破綻に追い込まれだろう。イランが事実(航空機欠陥)に反して誤爆宣言をしたのにはウクライナ機の乗客に米国人が一人もいなかったことも大きい。犠牲がイラン人82名、米国人ゼロなら米国人犠牲者ゼロのイラク米軍基地報復攻撃同様の効果がある。やがて判明する真実(ボーイング機の欠陥)は、誤爆を理由にイラン敵視を煽り対イラン経済制裁と今までうまくいかなかったイラン軍事包囲網を同盟国に求めるトランプを窮地に落し入れるだろう。犠牲者176人の責任がトランプと一心同体のボーイングとなればトランプが煽っているイランへの怒りが逆にアメリカへの怒りになることを読んだ「誤爆宣言」、イランの先読み「対トランプ勝利宣言」でもある。(私が昨年ハーメネイー師に通じる初代大統領アポルハッサン・サニーバトル氏にトランプの扱い方を2時間以上かけてレクチャーした成果かも知れない)
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